フレッツ光の解約時に発生する違約金って嫌ですよね。1年未満の短期解約なら仕方ないにしても、自動更新型の定期契約だと、更新月のタイミング以外で解約すると何年使っていたとしても違約金が発生します。正直、払いたくないという人がほとんどでしょう。
実は、フレッツ光には実質に違約金を払わないで済む方法が存在します。もちろん、支払いを踏み倒すとかそういうブラックなやり方ではありません。当ページでは、そんなフレッツ光の違約金問題を回避する方法について解説しています。
フレッツ光の違約金に含まれるもの
本題に入る前に、そもそも何に対して違約金が発生するのかを説明します。フレッツ光の解約時に発生する違約金は、主に契約期間内での解約に伴うものです。
コース契約解除料
契約期間（例：2年間）内にサービスを解約する場合に発生する手数料。契約期間の残り期間やサービスの利用状況によって異なる場合があります。解約金は、フレッツ光の契約が電気通信事業法改正前の2022年6月以前にしたか、7月以降にしたかによって大きく変わってくるので、まずはサービス契約日を確認しましょう。
機器レンタル料の残金
ルーターやその他の通信機器をレンタルしている場合、契約期間内に解約すると、機器のレンタルに関連する費用の残金が請求されることがあります。
工事費用の残金
工事費用を分割払いにしている場合、解約時に残りの工事費用が一括で請求される可能性があります。
これらの違約金は、プロバイダによって異なる場合があるため、具体的な金額や条件については、契約時の書類を確認するか、直接プロバイダに問い合わせることが重要です。
また、プロモーションや特定のキャンペーンを利用している場合、追加の条件が適用されることもあります。
フレッツ光の違約金を払わない方法
契約更新期間を利用する
フレッツ光の契約には更新期間が設けられており、この期間内に解約すると違約金が発生しません。通常、この更新期間は契約開始日から2年ごとに設定されています。契約書類を確認し、次の更新期間がいつかを知っておくことが重要です。更新期間に解約を行えば、追加の費用なしでサービスを終了することができます。
光コラボレーションへの転用
別の光コラボレーションサービスへの転用は、違約金を支払わずにフレッツ光からの移行を可能にする方法の一つです。基本的に転用で光コラボに切り替える場合、コース解約料が発生しません。（工事費残債や細かい有料オプションは除く）
多くの光コラボサービスでは、フレッツ光からの転用者を対象に特別なキャンペーンを実施しており、違約金の支払いを補助するものもあります。
ちなみに、auひかりは光コラボではないので、転用で乗り換えることはできません。auユーザーは、転用ができるビッグローブ光や@T COM光などの光コラボ事業者がおすすめです。
解約違約金負担キャンペーンを利用する
解約違約金負担キャンペーンとは、乗り換えの際にかかった費用を事業者がキャッシュバックや割引などで還元してくれるサービスのことです。
どの費用をカバーしてくれるのかは、サービスによりけりですが、コース解約時の違約金や回線撤去工事費、モバイルWi-Fiルーター（WiMAXやPocket WiFiなど）の端末残債も含まれている場合が多いです。
手続きには、実際に違約金を支払った証拠が必要なので、明細や解約通知書などの「何に対して何円支払ったか」が分かるものは、必ず捨てずに保管しておきましょう。
フレッツ光から光コラボに転用する方法
光コラボ事業者に乗り換える際の手続き方法はとてもシンプルです。フレッツ光を提供するNTTの公式サイトから転用に必要な「転用承諾番号」を発行してもらいます。
番号を控えたら、乗り換えたい光コラボの申し込みサイトから手続きを行い、そこで転用承諾番号を入力するだけです。転用というと分かりにくいですが、簡単にいうとサービスの引き継ぎ番号みたいなものですね。
- STEP1転用手続きの開始
新しい光コラボレーションサービスプロバイダに転用の申し込みを行います。
- STEP2サービスプロバイダ間の調整
転用を申し込んだ後、新しいサービスプロバイダがNTTに転用手続きを依頼します。
- STEP3フレッツ光の解約
転用手続きが完了すると、フレッツ光のサービスは自動的に解約されます。この時点で、サービスは新しい光コラボレーションサービスに移行します。
- STEP4サービスの移行
光コラボレーションサービスへの移行が完了したら、フレッツ光のサービスは終了し、新しいサービスが開始されます。
より詳しい転用の流れについては以下の記事でも解説しています。
フレッツ光の解約手順
光コラボに転用するのではなく、引越しの移転や更新月にフレッツ光を解約する場合は、サービスの解約手続きが必要です。
- STEP1契約内容の確認
最初に契約書類やオンラインアカウントを確認し、契約期間、違約金の条件、解約に関する特記事項を把握します。
- STEP2解約期間の確認
フレッツ光のサービスは、契約更新月に解約すると違約金が発生しない場合があります。更新月や解約可能期間を確認しましょう。
- STEP3解約の連絡
電話とオンラインの２つの方法があります。電話の場合は、フレッツ光のカスタマーセンターに電話し、解約の意志を伝えてください。オペレーターが解約の手続きを案内してくれます。オンラインの場合、フレッツ光の公式サイトから手続きを行ってください。
- STEP4解約手続きの完了
オペレーターから解約手続きの完了と、解約が有効になる日付の確認を受けます。
- STEP5レンタル機器の返却
ルーターやモデムなどのレンタル機器がある場合は、指定された方法で返却します。
- STEP6最終請求の確認
解約後の最終請求額を確認し、必要な支払いを行います。
解約の注意点
解約には通常、数週間前の通知が必要になるので、余裕を持って手続きを進めましょう。また、解約時には契約番号や顧客IDが必要になることがあります。事前に準備しておくとスムーズです。違約金や返却に関する具体的な条件は契約内容によって異なるため、事前に詳細を確認しておくことが重要です。
フレッツ光の解約に関するよくある質問
- Qフレッツ光の解約手続きはどうすればいいですか？
- A
フレッツ光の解約手続きは、主に電話で可能です。NTTのカスタマーセンターに連絡し、解約の意志を伝えることで手続きを開始できます。オンラインでの解約手続きが可能な場合もありますので、NTTの公式ウェブサイトも確認してください。
- Qフレッツ光の解約時に違約金はかかりますか？
- A
契約期間内（例えば2年間の契約期間）に解約する場合、違約金が発生する可能性があります。ただし、契約更新月に解約することで違約金が免除される場合もあります。契約書類を確認し、詳細をカスタマーセンターに確認してください。
- Qフレッツ光の解約に必要な情報は何ですか？
- A
解約手続きには、契約者名、契約番号、顧客ID、解約したいサービスの詳細などが必要です。また、解約理由を伝えることも求められることがあります。
- Q解約後、レンタルしている機器はどうすればいいですか？
- A
フレッツ光の機器（ルーターやモデムなど）をレンタルしている場合は、指定された方法でNTTに返却する必要があります。返却方法については、解約手続きの際に詳細が案内されます。
- Q解約後に最終請求はありますか？
- A
はい、解約後に最終の利用料金請求が行われます。これには、解約月の利用料金や機器の返却に関する費用が含まれることがあります。
